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フィギュアスケート  カナダのアイスダンスカップル、テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアを応援しているブログです。

2024

0519
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2007

0308
世界選手権に向け、選手が使用している、主にクラシックの紹介をしていきたいと思います。 その曲に込められたストーリーが解れば、より面白くなると思うので。

第1回目は、我らがテッサちゃんたちのFD使用曲から。


「悲しきワルツ」  Valse Triste   劇音楽「クオレマ」op.44-1

作曲 ジャン・シベリウス  作曲年 1903年


クオレマは死を意味する。
話の内容。
息子は母を看病している。 母は病床の中で、夫と一緒に踊る夢をみる。 しかしその夫は、母の幻覚に過ぎず、実は死神であった。 そしてそのまま死神に連れられていってしまい、息を引き取り、息子が看取る。


シベリウスは見事なまでに美しい管弦中心の曲を作り、発表当時からタイヘン人気のあった作品です。
バイオリンが美しく寂しい旋律を奏でます。 シベリウスはバイオリン奏者を一時、目指していたこともあるようです。 最初のゆっくりとした感じから、幸せ溢れる二人のワルツ。そして最後には死神がさらっていき激しくなる曲を表現するので演奏も難しいと思います。

フィンランドの大作曲家。 本年2007は、シベリウス没後50年。 様々なCDが発売されると思います。(没日9/20・・・だったような・・・)


テッサ・バーチュー/スコット・モイアたちは、たぶん、テッサちゃんを若い死んでいく娘、スコットを看取る人&恋人&死神(3役!でも、看取る人と恋人は同一人物でも良いかも。)に見立てた演技をしていると思います。 最初は病床に伏せるテッサちゃんと看病するスコット。 最初のストレートラインリフトのところから、テッサの夢の中に入り(このリフトでテッサが目をつぶっているので、夢の中に入ったのが解ります) 二人は楽しくワルツを踊る。 ダイゴナルステップの途中から、死神の姿が垣間見え、ステップの最後ではスコットは死神となり、テッサの運命を激しく揺らす(勢いよくテッサをクルクル回す) そして死神につれていかれ、死につく(サーキュラーリフト)、そしてあの世へと旅立ち(最後のスコットの膝にもたれてるとこ) それを看取って終わる。 今のところ、四大陸のものより、カナダナショナルの方がこの音楽と振付を理解し易いと思います。 (死神スコットがとても良いんで)


それと彼女たちが使用している曲は、ピアノとチェロの編曲によるものです。よって、テッサちゃんのオフィシャルで紹介されてるCDは、サー・コリン・デイビスのロンドン響のものだから、違うと思うんですよね。

そんなわけで、おすすめCDを探してみました。 シベリウスの小作品集です。 キレイな曲ばかりなので、良いかと思います。ただ北欧の香りは余り望めないかもねぇ。

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